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資生堂ショックとは?時短勤務は甘え、不公平なのか! [時事]

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「資生堂ショック」というワードが
話題になっています。

本日朝放送された
NHKのニュース「おはよう日本」
の中で特集が組まれていまして、
化粧品メーカーの資生堂が
育児支援制度に対して行っている
方針転換の内容です。

資生堂といえば
日経WOMANと日経ウーマノミクス・プロジェクトが
実施した2015年の
「企業の女性活用度調査」
総合ランキングで2年連続1位に輝くほど
女性の職場環境に気を配っている企業です。

資生堂の化粧品売り場で
販売を担当している美容部員
"ビューティーコンサルタント"の
頭文字をとって「BC」とも呼ばれています。
全国に1万人以上このBCが勤務しています。

2007年には「カンガルースタッフ制度」という
育児中の美容部員が勤務時間を短縮する代わりに
顧客対応をするスタッフを店舗に派遣する制度
を設けたり、
2008年には子供が小学校3年生を終えるまでは
時短勤務が出来るように体制を整えたり、
実際に資生堂は育児中の女性に
「働きやすい」職場環境を提供することで
モチベーションアップや離職率の低下を防げる
ように勤めていました。

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実際の制度利用者の数は


こうした会社の取り組みによって
想定した以上の時短勤務者が出てきたのです。
その数は全国で1000人を超えました。

一般的な美容部員の勤務時間のシフトは

10時から18時45分までの早番
11時15分から20時までの遅番

の2種類。
時短制度では早番の勤務時間を最大
2時間短くできます。

時短勤務者の数が増える一方
国内の売り上げが下がったという
データが出てきます。
その額1000億円だとか。

不公平か?


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育児中のスタッフが早番シフトで時短勤務を
取得するようになると、
自然と独身スタッフは遅番シフトの勤務が
増えてきます。
基本的にサービス業は忙しくなるのは午後
それも夕方にかけての時間かと思いますので、
もちろん独身のスタッフからは不満が出てきますよね。

「育児を盾に甘えている」
「独身者だけ忙しい時間に勤務して不公平」
こういった声が現場から出てきます。

それに加えて前述の売り上げダウンもあり、
経営陣は育児中の美容部員の働き方について
制度改革を打ち出します。

資生堂ショックの概要


簡単に言えば、
育児中の美容部員でも
同じような勤務シフトやノルマで
働いてもらいます。
ということです。

となると今まで不公平を感じていた独身スタッフは
満足でしょうが、
今度は育児中のスタッフが困りそうですよね。

ただ、そこは上司がちゃんと面接をして、
無理のないように働けるよう話し合いをするようです。

まずは公平な勤務環境を提示して、
そのうえでどうしても無理なようであれば
相談に応じますよというスタイルですね。

まとめ


資生堂は育児休暇中の美容部員にある
DVDを送付しています。
その中で
「当時は夢のようだと思っていた制度が、 月日がたつにつれて『取るのが当たり前』になり、 感謝がなくなる。 甘えが出てきたり、権利だけを主張してしまったり。 取らせる側も理解が不足し、双方に摩擦が出てく るのはすごく残念なことだと思います」

と述べています。

全くその通りですし、
企業としてはそれだけが理由ではないにしろ
実際の売り上げが落ちているので
制度改革は当然でしょうね。

独身、育児中の美容部員双方に
言い分や主張があるでしょうが、
お互いが助け合って、同じ目標に
向かって気持ちよく働いていける。
そして会社として売り上げが伸びる。
これが一番だと思います。

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